たぶせ在宅クリニック

和歌山市の訪問診療 たぶせ在宅クリニック

〒640-8264 和歌山市湊桶屋町10 M&MビルA号室
TEL 073-424-0207  FAX 073-424-0300

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非常事態宣言

和歌山県の非常事態宣言は解除されて、街に人も車も徐々に戻り始めましたね。
お店でもマスクが普通に売っています。
第2波がどうか来ませんように祈ります。
日頃の感染予防はまだまだ重要です。

コロナウイルスの研究が進んでいます。
昨日、厚労省から診療の手引きが更新されました。
病院スタッフだけでなく、在宅医療に関わる医師、看護師も一度はお読み下さいね。

●新型コロナウイルス感染症 診療の手引き 第2版

https://www.mhlw.go.jp/content/000631552.pdf

和歌山市でもPCRセンターが開設されました。
利用する機会がないのが一番ですが・・・。

●和歌山市PCR検査センターの設置について
http://www.city.wakayama.wakayama.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/029/539/20200515_pr02.pdf



非常事態宣言の間も在宅医療は休みなしで、期間中は6人のお看取りをさせて頂きました。
詳しくは書けませんが、今の自分の全力を出しましたが力量不足を感じたケースもありました。
難しいケースを担当すると、自分の課題も教えて頂けます。
全国には素晴らしい在宅医が多くおられますから、もっともっと上達しないといけません。






緊急事態宣言中のある日です。
非常に澄んだ綺麗な空でした。
早く安心して外出が出来ますように!

 

2020-05-20 22:03:00

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コロナの影響

コロナに関する話題を3つ挙げます。

今日、友人が経営している飲食店を一時的に営業休止をせざる得ないと連絡がありました。
コロナの影響で当然お客さんは減っているのですが、経営体力はまだあります。
しかし県外客が増えていることや風評被害の予防の観点から苦渋の選択とのこと。
コロナ影響に対する具体的な対策を一緒に考えていただけに残念ですが、お店と従業員を守ることも経営者として大事です。


今月開業したホームケアクリニック城北の杜とは別に、さらにもう1件の新規開業を予定している先生のサポートも開始しましたが、やはりコロナの影響で当面は開業を延期して、まずは準備と研修に専念する方針になりました。


入院中の患者さんの家族の面会/付き添いがかなり厳しい状況です。
病院の置かれている状況と役割を考えれば当然の対応ではありますが、お別れが近い患者さんと家族にとっても切実な問題です。
面会出来ないくらいなら自宅に帰るというケースを、先月から何人か担当しています。
その中には元々は在宅医療の選択はなかったケースや面会制限を巡り病院側と揉めたケースもあります。
全てはコロナが原因なので、コロナがなければ私には依頼されなかったケースです。
いつもとは違う対応が求められますが、これも私の役割と考えお引き受けしています。


危機の時こそ、普段以上に力量が試されます。
自己の体調管理と私が感染拡大の原因とならないような対策を怠らず、毎日訪問しています。



昨日、Mさんをお看取りをさせて頂きました。
娘さんが非常に熱心な方で、ネットで私のクリニックを探して直接依頼を受けました。
娘さんは毎日自分の自宅から通いながらMさんの妻と共に献身的な介護をされ、シンプルケアに徹することでご本人と家族の唯一の希望である穏やかに人生の最期の時間を自宅で過ごしました。
昨日も朝食を食べられ、旅立つ直前まで会話も可能で、昼間に往診した際は私としっかり握手もして退室しました。
死を美化する意図は決してありませんが、見事な旅立ちでした。

Mさん、ご冥福をお祈り致します。
担当してくれた訪看さんとケアマネさんもありがとうございました。

 

2020-04-28 01:03:09

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嵐が大きいほど・・・

非常に大きな嵐が和歌山にも迫っています。
これほど大きな自然の脅威に人類は現時点では著効する解決策を持たず、過ぎ去るまでじっと息を潜めるしかありません。
ただ嵐が大きければ大きいほど、過ぎ去った後の景色は3か月前までとは異なったものになることでしょう。
今までの常識がガラッと変わる可能性を秘めています。

先日、全国の中堅若手医師が参加するwebカンファレンスに参加しました。
皆さん、コロナ肺炎の最前線での状況を報告するとともに、コロナ肺炎後の新たな未来図についても様々な取り組みを立案したり実行しようとされていました。
日々の業務に忙殺されながら、先のことまで考えて行動していることに私も大きな刺激を受けました。

webカンファレンスの最後で紹介されたキーワードです。
「批判より提案、そして提案と共に行動を!」





 

2020-04-09 22:44:26

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いよいよ

新型肺炎の様々な影響が出ている中、3月になりましたね。
街中や車中の多くの方がマスクをしていますが、かなりの確率でマスク装着が甘かったり、マスクを手で触っています。
それではあまり意味がありません。
マスクをするならしっかりと装着して、極力手で触らないことです。
そしてマスク以上に大事なのは手洗いですので、徹底して頂ければと思います。


さて、4月1日に新しい在宅クリニックが和歌山市内に誕生します。
名前は、「ホームケアクリニック 城北の杜」


私と同じく在宅での看取りも含めた24時間対応をされる予定です。
また現在私が対応していないエリアのうち、木ノ本や西庄も訪問エリアです。

私が開業時からmy missionにしていたことの1つ、「在宅医を増やす」が実現します。
そして今後も在宅医となる候補者はおられます。

6月で開業から丸3年。ということは私の在宅医引退まで、あと17年。
そろそろ第1段階(初期)は終了して、第2段階(中期)に入る時期に来ている予感です。

私が見ている景色は少しずつですが確実に3年前と変わり始めています。
でも、まだまだやるべき事は山積み状態なので、1つずつ行動したいと思います!
 
 

2020-03-01 23:44:47

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日はまた昇る

約10年前、御坊の病院で勤務していた時、まだ医師になって5~6年目の頃のお話しです。

日高地域在住の40代の女性の方が大学病院血液内科から転院されてきました。
病名は「白血病の疑い」で、精密検査の結果が出るまでの間、地元の病院に転院して結果を待っていて欲しいという依頼だったと思います。

患者さんの状態はまだ重症ではなく、普通の生活をされていましたので、入院中といっても特に治療をしていたわけではありません。
しかし結果次第では「白血病」が確定するわけですから、ご本人は凄く落ち込んでおられました。
私もまだまだ未熟な医師だったので、ご本人にどう接したらよいか分からず、病室への回診も最低限しか行わず、しかも回診しても会話がほとんどありませんでした。

そして数日後に「白血病」という結果が出ました。
検査結果は大学病院の担当医から直接本人に伝えられ、翌日大学病院に戻ることになったと私に連絡がありました。

白血病ということは、大学病院で大変厳しい抗がん剤治療が待っています。
その結果、効果がなければ亡くなることも十分あり得ます。


その日の夕方、最後の回診に行きました。
西日の入る個室にたった独りでベッド上で泣いておられました。

しばらく声を掛けることが出来ず、でも退室することも出来ず、ただただ泣き止むのを待っていました。
どれくらい時間が経ったか覚えていませんが、少しずつ会話が出来るようになりました。
会話の終わりに、「先生だって(塞ぎ込んでいる)私のところに来にくいのに、毎日来てくれてありがとう。」と小さな声で言われました。

咄嗟に出た私の言葉が、「日はまた必ず昇ります。大学病院でしっかりと治療を受けて下さいね。」

その瞬間、西日の当たるご本人の表情がパッと明るくなりました。


その後、この患者さんが大学病院でどうなったかは分かりません。
しかし私にとっては、患者さんから教えてもらった貴重な経験として、深く心に刻んでいます。





新型肺炎の影響や風評被害が和歌山のあちこちで出ています。
2月と3月の勉強会、研修会は全て中止/延期となっています。
気持ちまで暗くなりがちですが、平穏はまた必ず戻ってきます。
日々の感染対策をしつつ、その時を待ちましょう。

2020-02-22 00:35:50

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仕方ないですね

3月5日の和歌山市第4在宅医療介護連携推進センターの研修会も、新型肺炎の関係で延期になりました。
主催者によると、既に満席寸前だったとのこと。
多くの方が申し込みされていましたから、時期が来れば必ず開催したいと話されていました。

新型肺炎の影響が、早く収まりますように。
 

2020-02-19 17:26:48

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【緊急告知】

明日予定されていた、和歌山市在宅医療サポートセンターの勉強会(連絡協議会)は、新型肺炎の関係で延期となりました。
楽しみにされていた方には申し訳ありませんが、年内には必ず開催したいと考えておりますので、ご了解下さいませ。

 

2020-02-18 13:51:30

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告知②

告知の続きです。

●3月5日(木)、14時~16時、第4在宅医療介護連携推進センター主催の研修会です。
  パンフレットには書かれていませんが、今回は「非がん」の在宅看取りがテーマです。
  昨日皆で打ち合わせを行ったのですが、2時間では全然足らないほど様々なアイディアが出ました。
  平日の昼間に参加して頂くだけの価値のある研修会にしたいと思います。
  是非、ご参加下さいませ。


和歌山市第4在宅医療・介護連携推進センター
http://www.zaitaku-wakayama.net/info/index.html#a200305





2020-02-07 05:49:21

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告知①

在宅医療に関係する2つのイベントの紹介です。
もう1つも近日紹介予定です。


●2月18日(水)、19時45分~21日、和歌山市在宅医療サポートセンターの勉強会(連絡協議会)です。
 今回のテーマは、「グリーフケア」で、訪問看護師さんと私がお話しします。
 医師会の主催ですが、医療/介護関係の方なら、どなたでも参加出来ます。
 申し込みしていなくても当日参加可能で、場所はビッグ愛4階です。





●3月1日(日)、14時~16時、和歌山県庁主催の人生会議のイベントです。
 医療従事者、市民どちらも参加可能です。
 申し込みは県庁医務課で、本日(2/4)時点ではまだまだ空きがあるとのことでした。



2020-02-04 12:38:58

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この春の動き

この春の和歌山での在宅医療での動きが少しずつ見えてきました。

・在宅クリニックの新規開業(私が開業のサポートをしています)
・某病院が在宅医療を開始
・既存クリニックの在宅部門の拡充
・訪問看護ステーションの新規オープン
・サービス付き高齢者住宅(サ高住)の新規オープン
・市外/県外の組織が和歌山エリアを虎視眈々と狙っている etc

患者さん側としては、選択肢が増えることはとても良いと思います。
しかし今、在宅医療に進出するというのは、それぞれの狙いはどこにあるのでしょうか?
何事も表と裏がありますから、その見極めが大事です。


大きい組織にいた頃は、「患者さんの利益 < 組織の利益/しがらみ」ということが往々にしてありました。
独立した今は利益やしがらみに左右されないように特定の組織に属さず、また自分自身とクリニックの業務規模を律しています。

病院とか大きい医療法人のクリニックが本気出して在宅医療を拡充されたら吹けば簡単に飛ぶ小さなクリニックですが、それでも積極的に選んで頂けるように、私自身が学ぶべき事/やるべき事はまだまだあります。

これからもお一人お一人の状況に応じた丁寧な対応させて頂きます。



私のクリニックの「裏」は・・・





利用された皆様や見学に来られた方、同業者ならご存じですよね^^。


 

2020-02-02 19:09:14

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