院長コラムhead doctor’s blog
がん末期で余命1年26.10.8
酷暑が過ぎ、ようやく涼しくなりましたね。
無事に夏を乗り切ることが出来ました。
皆さんは自分自身ががん末期で余命1年と言われたらどうしますか?
当然人によって様々な考え方と選択肢があり、答えは1つではありません。
私は勤務医の時も在宅医をしている現在も、がん末期の多くの方々と出会い、1人1人異なる人生の最終盤に関わっています。
余命通りだった人、余命より長かった/短かった人を数多く担当してきましたが、余命〇か月や1年というのは単に統計学的なデータであって、実際にどれくらいの時間が残されているかは誰にも分かりません。
「分からない」から人は余計に悩むわけですが、残念ながら悩んでいる間もがんは悪化していきます。
多くの人をお看取りさせて頂いて私が感じていることは、どう最期を迎えるかはどう生きてきたかと直結している方が大半です。
ですからがん末期で余命1年と言われた以降の選択は、その人の生き様が如実に表れていることがほとんどです。
興味深い放送が近日ありますので、紹介いたします。
宗教学者の谷山洋三先生は、現在膵癌の末期でNHKの密着取材を受けられています。
毎日をどう生きるか、きっと参考になることがあるのではないかと期待しています。
良ければご覧下さい。
2026年10月12日(祝) 22:50〜23:50 NHK Eテレ
「生死(しょうじ)」のあるがまま
参考記事
がんで「余命1年」 東北大教授が教え子訪ねる「ファイナルツアー」(朝日新聞) – Yahoo!ニュース
関連動画
がんになった緩和ケア医・関本剛さん「与えられた命をやりぬこう」 最期まで自分らしく生き続けた日々【DIGドキュメント×MBS】
私は関本剛先生の死を通じて、仕事も趣味も妥協せずに行うという意思がさらに高まりました。
ご参考になさって下さい。

こんな景色がまだ日本には残っているんです。