先日、看護学校の学生さんに初めて授業をしました。クリニック開業後に知り合った看護師さんが看護学校の教員に転職され、そのご縁で授業の依頼を頂きました。

実は私、高校時代に学校の先生を目指していた時期がありましたので、人生で1度くらい学校での授業をしてみたいなと思っていました。

まだ現場を知らない学生さんですから授業で使用するスライドは一から作成しました。いつもの講演より少し緊張して教室に入ると、チャイムと共に「起立、礼、着席」と号令が掛かりました。こんな号令30年ぶりに聞いたので、ちょっとビックリしました。

まずは自己紹介から行い、授業に入ります。

授業は90分で担当した時間は昼休憩後の1発目だったので、1/3の学生さんは睡眠学習されていました。授業の内容は在宅医療でしたが、全員が興味がある訳ではないので、1/3は起きているけど興味なさそうな感じで、残りの1/3は真剣に聞いてくれていました。

現場の写真やエピソードも交えて、私の経験をお話しさせて頂きました。10年後、この中の1人だけでも良いので訪問看護師となって私達と一緒に仕事が出来れば嬉しいなあと思いながら授業を終わりました。

将来の人材への授業も私の大切な役割の1つです。