たぶせ在宅クリニック 和歌山市の訪問診療

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院長コラムhead doctor’s blog

たった1つのお約束24.3.10

在宅医療

寒暖が激しかった今年の冬はもうすぐ終わりそうですね。
明日以降、徐々に暖かくなりそうです。

私はクリニックを開業する際に決めていたことがあります。
患者/家族さん及び担当する訪問看護師さんからの電話には、24時間365日「必ず」対応するということです。

在宅医療をしようとする/している医師には、この24時間365日の電話対応が高いハードルになっています。
こんなフレーズを耳にしたことはありませんか?

「外来診察中は電話対応も往診も出来ません」
「学会参加中は電話に出れません」
「日曜日や祝日で遠出している時に電話は繋がりません」
「お酒を飲んでいたら、電話は出ても往診は出来ません」

私の初回訪問の時に緊急時の電話対応の説明も行いますが、上記のような説明は1度もしたことはなく、単に「何か困った時は24時間365日必ず対応します」としか申し上げません。

24時間365日「必ず」対応するために、訪問看護師さんの協力は不可欠ですし、プライベートが犠牲になっている部分もあります。しかし、質の高い在宅医療の提供には24時間365日対応の保証が必須だと私は考えているので、外来診療を行わず、長期間の旅行も行きません。飲酒は週1回程度しますが、高確率で呼ばれそうな日は飲みません。

医師自身の人生観の変化や働き方改革の影響もあり、全国的に在宅クリニックは大規模化が主流なのはよく知っています。質の高い在宅医療を行う意欲のある医師であれば歓迎しますが、そうではない医師を雇用して、提供する在宅医療の質を落としてまで自分のプライベートを充実させようとは全く考えていません。

「何故そこまでするのですか?」という質問を受けますが、答えは「この仕事が好き」で「自分が死ぬ時にこの仕事をよく頑張ったなと思いながら死にたい」からです。(つまり自分のために頑張っているだけです)

偉そうなことを書きましたが、2年に1回程度の確率でうっかりミス(寝落ちとかスマホを車に忘れたまま)のために電話に出なかったことがあります。その際は言い訳せずにひたすらお詫びを申し上げるだけです。

体力的に24時間365日対応がきつくなれば、晩節を汚す前に私はこの仕事をきっぱりと引退する覚悟ですので、今は全力で日々の訪問に臨んでいます。

国産コーヒープロジェクトですが、ビニールハウスが完成したそうです。
今月下旬の苗植えに参加する予定です。
和歌山県・日高川国産コーヒー栽培プロジェクト – MIDOFARM