梅雨も終わりましたが、7月は怒涛の訪問ラッシュです。 7月20日の時点で1か月の平均数に到達していました。 昨日はせっかく新規のご相談を頂戴したのですが、お断りしてしまいました。 現在混んでいるのと、私の夏バテ予防に受け…
今日は同じ志をもつ医師同期の先生が見学に来てくれました。 彼とは10年以上ぶりの再会です。 彼も私と同じく数年前に和歌山の病院を辞めて、家庭医になるべく現在は他県で修行されています。 一緒に訪問しながら様々な情報交換をし…
前回の続きです。 「私たちが自宅で最期まで面倒をみたい」 この方の両親と初めてお会いした時に、希望されたことはたった1つです。 出生時より30数年間、ずっと親子一緒に過ごしてこられました。 部屋には外出や旅行の写真がたく…
2回目の訪問では、ご本人と触れ合うことをテーマとしました。 両親に本人の好きな言葉や動きを教えてもらい、彼と一緒に遊ぶ感じでやってみました。 また子供向けの電車のビデオが大好きなので、一緒に見たりもしました。 そうやって…
今回は、昨年担当した患者さんのことを書きます。 30代、男性、胃がんとある病院で診断されました。 本来ならがんの治療(手術)を行うのですが、重度精神遅滞(知的障害)があるために入院治療が出来ないので、 あとは在宅で診て欲…
以前に案内した「若年がん患者の在宅ターミナルケア支援事業」ですが、 関係各位のお蔭で、県庁のホームページにも掲載されています。 これからはこの制度の啓発と利用が大事になりますので、繰り返しになりますが案内致します。 是非…
今回は担当しているKちゃんの報告です。 2月生まれなので、現在1歳4か月です。 病院小児科の担当医の話しでは、Kちゃんのような疾患の子は1歳を超えるのはわずか10%ということです。 大きな変化はなく、体重(2Kg台)もほ…
皆さんは、淀川キリスト教病院の柏木哲夫先生をご存知でしょうか? ご高名な先生ですからご存知の方も多いと思います。 私は先生の講演を何回拝聴したか分かりません。 先生がいつもお話しされることの1つに、「人は生きてきたように…
医療用麻薬はがんの疼痛と呼吸苦に対して使用します。 私は医療用麻薬の使用を積極的に行う医師ですが、それでも1/4の人には医療用麻薬は不要でした。 がんであっても最期まで痛みや呼吸苦がない状態ですごせる人もいるんですね。 …
先日公開したデータの続きです。 在宅看取りを行ったがん患者さん67人の詳細について公開します。 平均診療期間は25日ですが、15日以内のケースが全体の1/3もあります。 その理由は主に、癌の病状は最期に一気に悪くなります…