今日は桜が満開ですね。 いつもは閑散としている和歌山城も大変な賑わいです。 私には開業時から決めていることが幾つかあり、その1つは62歳で在宅医を辞めるということです。 (もちろん62歳まで元気に仕事を続けられたらですが…
「看取りが日常だと大変でしょ?疲れませんか?」とよく聞かれます。 先生は燃え尽きないのですかという意味も込めて質問される人もいます。 確かに疲れます、特に精神的に。 でもそれを遥かに上回るやりがいがあります。 死を目前に…
暖かくなったり寒かったり体調管理が難しい時期ですね。 みなさまはいかがお過ごしですか? 最近、97才の方をお看取りさせて頂きました。 特に命に関わる持病はなく、娘さんと2人暮らしで、すぐ近所に住む息子さんも頻繁に様子を見…
昨日は京都で在宅医をされている先生の講演に参加しました。 在宅医を15年以上されておられる先輩なので、参考になる事が幾つもありました。 また今の自分のやり方が大きくは間違っていないことも確認できたので、有意義な時間となり…
先日、50代のがん患者さんを自宅でお看取りさせて頂きました。 独身の方で、ご両親と愛犬1匹と暮らしていました。 非常に気配りの方で、職場からの信頼も厚く、自宅にも頻回に職場の方が来られていました。 大病院でがん治療を頑張…
私は病院を辞めて以来、医師の象徴でもある白衣を1度も着たことがありません。 このブログの写真でお気付きの方もいたかもしれません。 全国的にも白衣を着ない在宅医は増えています。 その理由は在宅医によって様々ですが、私は以下…
明けましておめでとうございます。 今回の年末年始は体調を壊すこともなく、ゆっくりと過ごすことが出来ました。 しかしお看取りもありましたから、しっかりと自分の役割を果たせました。 さて、今年も在宅ホスピスケアを提供しながら…
今週もあっという間に金曜日になってしまいました。 今日は暖かったですが、年末のせいか道路が混んでましたね。 12月29日~1月3日までの定期訪問は休みますが、緊急の時はいつも通り私が対応します。 現在担当させて頂いている…
以前のブログで書いた新生児(Kちゃん)の在宅医療ですが、9月中旬より開始し2か月を超えました。 重い難病のため、口からは食事を摂れず、栄養は全て胃ろうからの注入です。 体重も横ばい状態で、生後9か月を超えましたが2000…
先日、将来在宅医を目指しておられる医師3年目のY先生が1日見学にお見えになり、緊急の往診も含めた計6人のバラエティーに富んだ患者さん宅へ同行訪問しました。 診察や説明だけでなく患者さん/家族さんとの距離感、訪問看護師さん…